2014年08月20日笑いヨガ
ひとふでがき世界一周の旅
8月11日
マッコルリのナチュラルパーク 朝早く宿を出て森を散歩した。ここはマングローブが生い茂る海際の沼地である。宿のオーナーが昨夜「コアラが見られるかも」と言っていたので、とくにユーカリの林に来ると、みんな一所懸命に上を見てコアラを探したが、ついにコアラを見ることはできなかった。 そのかわり、大木のきの上の方に、袋のようなものがびっしり生っていたので、何の果物かと目を凝らして見るとなんと、のそのそ袋が動いたので蝙蝠であることがわかった。それにしても巨大蝙蝠だ。 しばらく行くと巨大ゼンマイがあった。説明を読むと、2億年のあいだにこのシダはこんなにも小さくなってしまった、とあった。2億年前はもっと巨大なゼンマイであったのだ。それにしても、この国は、何もかも大きいなあ、と森北さんが言った。「コウモリも、ゼンマイもね」とぼく。「人間もね」と森北さん。「中年になるとね」とぼく。